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【子どもの斜視と統合医療】

2023年01月06日

小中学生で”斜視”かな?という子が、
與良眼鏡にはよくきてくれます。
お医者さんからは「手術したほうが良い」と
言われることが多く、手術する子は多いです。
しかし、手術することにはリスクがあります。
昨年夏ころ、斜視の手術をした中学生がきてくれました。
その子は、斜視の手術をしたあと、
「眼鏡が必要です」と言われたそうです。
ちなみに、視力は良いです。
ですが、手術で斜視がうまく治らなかったから、
眼鏡が必要です、ということでした。
(うまく治らなかった、とはいわなかったらしいです
それから彼は、眼鏡をかけて生活するわけですが、
ずっと気持ち悪く、吐き気がし、
寝込むようになってしまいました。
大好きだった部活動もできなくなってしまいました。
次第には歩けなくなり、学校にいけなくなってしまいました。
お医者さんに相談しても
「慣れるしかありません」
の一辺倒とのこと。
お医者さんは、彼の人生に向き合ってはくれませんでした。
元気だった運動好きな彼が、
運動ができなくなってしまった。
学校にも行けなくなってしまった。
こんなこと、あってはいけないと思います。
そんな状態のとき、僕の眼鏡屋を噂で聞きつけ、
チャクラグラスを作りにきてくれました。
上の話をお聞きして、悲しくなってしまいました。
彼のつらさ、斜視の手術経験者である僕はわかります。
高校時代、怪我して斜視になりました。
視界が二つ見えるので、ずっと酔った感覚。
そして、視界は斜めだから、カラダも傾けて生活してました。
数年後、手術しました。
でも、完全には治らず、その後も長時間運転すると吐き気、
すぐ片頭痛、長時間本を読むとつらい、などがありました。
そんな僕だからこそ、彼のつらさが身に染みてわかりました。
「僕ができることはします。
 眼鏡で改善できる可能性はありますから、
 長い目で眼鏡を変えながら様子を見てみましょう」
そして、プリズム眼鏡を製作。
その眼鏡をかけてから彼は、だいぶ楽になったといい、
学校にも行けるようになりました。
その報告をもらって、とても嬉しくなりました。
しかし、その数か月後、ふたたびお医者さんに行くと
「眼鏡はいらないです。外してください。
 慣れるしかありません。」
をいわれてしまい、彼はそのお医者さんを信じて、
眼鏡をはずした生活に戻りました。
すると、1-2か月後、また学校にいけなくなってしまいました。
それでもお医者んは
「慣れるようになります」
の一辺倒。
誰も、彼の人生に寄り添ってくれません。
教科書的な回答だけ。
中学生の彼が、こんなに苦しんでるのに。
ふざけんな、です。
彼が学校にいけなくなり、お母様から連絡がきました。
上述したような経緯を話してくれて、
そして、お医者さんに言われたことを信じていたけど、
ある日、與良さんの眼鏡をかけてたときは、
普通に学校にいけていたことを彼は思い出し、
最近ふたたび眼鏡をかけ始めました、と連絡をくれました。
彼は、お医者さんの意見を鵜呑みにするのではなく、
自分で考え、自分で決めました。えらい。成長したね。
僕は、LINEでやりとりし、アドバイスをしました。
そして2月、検眼の予約を取ってもらいました。
もしかしたら、目の状態が変わっているかもしれない。
そのあたりをきっちり確認し、いまの眼鏡でいいか、
作り直しが必要か、見てあげたいと思います。
子どもが斜視で手術を考えている親御様、
いちどうちに相談に来てほしい。切にそう思います。
手術の前にできることはないか。
手術のときに気を付けるべきことはないか。
そういう助言もできると思います。
たかが眼鏡屋、されど眼鏡屋。
単なる視力矯正屋ではなく、
困っている人を助ける、お医者さんのような眼鏡屋。
僕はそういう眼鏡屋になりたい。
そう思うようになってきています。
だから今年は、統合医療を学びます。
そして、心や体に問題を抱える人の役に立っていきたいです。
2023年1月6日 
チャクラグラス®開発者
與良眼鏡店 店主
與良だいち

この動画を配信した人

チャクラグラス®開発者

チャクラグラス®開発者

合同会社だいち代表 與良だいち

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